このブログは8000文字あります。
ですので、読むのに時間がかかると思います。
ただ、この内容について興味のある方でしたら、必ず新しい気付きがあると思います。
時間がある時、じっくり読んでいただけると幸いです。
今、テレワークが流行っていますね。
もちろん僕が働いている会社もテレ(リモート)ワークです。
でも、そんなことはどうでもよく、今このタイミングで、改めて『テレワークの本質はなにか?』について思考すべき時がきたように思います。
まず、『テレワーク』というものの表面的意味について見ておきたいと思います。
- 1 テレワーク(telework)の表面的意味とはなにか?
- 2 テレ(リモート)ワークの本質とはなにか?
- 3 僕の妻が働く小さな居酒屋のケース
- 4 テレ(リモート)ワークは、単にオンライン上で仕事をすればOKなのか?
- 5 テレ(リモート)ワークの本質的な意味とはなにか?
- 6 テレ(リモート)ワークの本質は、常に1対nで仕事をすること
- 7 テレ(リモート)ワークの本質は、常に一度の取り組みに対して複数のリターン
- 8 一度の取り組みに対し複数のリターンを生む重要性
- 9 働き方改革の真髄、本当の意味はなにか?
- 10 テレ(リモート)ワークの核心部分は2つ、これを必ず守ること
- 11 テレ(リモート)ワークの本質に迫るブログ、そろそろ終わりです
テレワーク(telework)の表面的意味とはなにか?
teleworkの意味とは?
tele=遠隔
work=働く
つまり、オフィス等中心とする場所ではなく、自宅など中心から離れた場所で働くことを意味します。
ですので、『在宅勤務』と同義ですね。
テレワークとリモートワークの違い
ちなみに、補足しておくと『telework』と『remotework』は微妙に意味合いが違うようです。
telework=あくまでもオフィスがメイン→オフィス等中心地を拠点とし、遠隔地(自宅等)をサブとして使う
remotework=オフィス以外がメイン→そもそもオフィス等中心地がなく、遠隔地をメインとして使う
別にこの微妙なニュアンスの違いはどうでもいいのですが、一応わかりやすく言っておくと、
『あなたの職場にはあなたの席、またそれに準ずるものがありますか?』
の問に対し、『YES』であればテレワーク、『NO』であればリモートワークという感じでしょうか。
ですので、理想としては、リモートワークを目指した方がよさそうです。
まずはテレワークから、そしてゆくゆくはリモートワークへ
仮にリモートワークが主となれば、高額な家賃も、無駄な光熱費も、煩わしいオフィスの掃除も必要ありません。
一気にコンパクト化することができます。
もちろん、今すぐには難しいでしょうから、まずはテレワーク、そしてゆくゆくはリモートワークに移行していきましょう。
それが、今回のコロナショックで、必要なことだとわかったと思います。
おしまい。
・・・・・
と、凄く一般的な内容を述べましたが、ここで終わりなわけがありません。
テレワークの意味?
リモートワークの意味?
リモートワークを目指すべき?
そんなこと、どうだっていいです。
ここからは僕が考えていることについて、僕の言葉で書いていきます。
テレ(リモート)ワークの本質とはなにか?
皆さん、本当に今一度テレ(リモート)ワークの本質について考えてみていただきたいんです。
パソコンを通じて仕事をすることですか?
カフェで仕事をすることですか?
自宅で仕事をすることですか?
田舎で仕事をすることですか?
全く違います。
自宅で仕事をしたって、カフェで仕事をしたって、今から僕が言う2点を押さえられていないと、全くもって意味がないんです。
オフィスではないところでパソコンをパチパチ叩いて仕事をすることがテレワークですか?
絶対に違います。
先に核心部分を述べたいのですが、すみません、僕の話を少しだけ聞いてください。
僕の妻が働く小さな居酒屋のケース
僕の妻は家の近くの小さな居酒屋のお手伝いを週2くらいでしています。
厳密に言うと、今このブログを書いている時からで言うと、『していた』という過去形の方が正しいです。
なぜ過去形なのかと言うと、そう、コロナの影響で僕の妻はお休みとなっているからです。
そして、多分ですが、このまま辞めるんじゃないかと思います。
僕は、妻がその居酒屋を辞めようが、辞めなかろうが、どっちだって構いません。
ただ、今回、妻の話を聞いて、僕は凄まじい『構造的問題』を目の当たりにしました。
たくさんのお客さんに愛されるお店ですら閉められない
コロナの影響でたくさんの飲食店がお店を閉める中、僕の妻が働く居酒屋は日々たくさんの常連さんが来てくれることもあり、お店を閉めることはなかったようです。
そこで妻が『閉めた方がいいんじゃないですか?』と提言したところ、結論から言うと『閉めない』、『閉められない』と。
働いているバイトの方のことも考えると、閉めるなんて簡単に言えることじゃない、と。
もっともだと思います。
結局、それはトップである代表が決めることであって、その決定が全てです。
でもね、そのお店、いつもお客さんで賑わっていて、オーナーも飲食歴30年とかでもう長いんですよね。
常連さんもいっぱい付いているんですよ。
だから、ここ最近出店した、できたてほやほやの実力のないお店じゃないんですよ、多分。
それでもですよ、それでも、『閉められない』んですよ。
色んな事情はあると思います。
でもね、飲食店という飲食業界に何十年も身を置き、第一線でやってきて、たくさんのお客さんに愛されたお店ですら、『閉められない』んです。
お店を閉められない理由、それは構造的問題にあり
内部留保がなく、内部留保を適切に投資に回し、『労働をしなくても得られる利益』を確保していないということです。
『確保できない』といった方が正しいかもしれません。
なぜなら、収入→支出を単に繰り返しているだけなので、入ってくる分がそのまま必要経費+自分の生活費に充たるだけだからです。
-10+10-10+10・・・
これの繰り返しです。
もちろん全ての店舗がそうではないことは百も承知ですが、飲食店という業態だと、これを繰り返すことが限界という部分もあると思います。
これが【構造的問題】です。
最終的な判断はトップ次第、だがしかし・・・
そして僕の妻は、オーナーに提言したのがまずかったのか、『2週間頭を冷やしなさい』と言われ、お休みになったのだとか。
既に述べたように、妻がそのお店で働くか、働かないか、そんなことは僕にとってどうだっていいです。
そして、そのお店の判断が正しいのか間違っているのか、オーナーの判断が良いのか悪いのか、それは僕がどうこういう部分ではありません。
全て肯定されるべきです。
ただ、認識してほしいことは、『30年間第一線で活躍したとて、数ヶ月、1年間すらもお店を閉められない状態にしかないってことだよ』ということです。
僕はそれを妻に伝えました。
その後、どうするかは聞いていません。
自分で決めたらよろしかろ。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、ここから少しずつ深堀りしていきたいと思います。
テレ(リモート)ワークは、単にオンライン上で仕事をすればOKなのか?
HP制作業の場合、どうか?
上記事象は『テレワーク』と非常に遠い位置にあることがわかります。
もちろん、『飲食店』という業態である以上、当たり前のことだと思います。
しかし、これが『飲食店』ではなく、常にパソコン=オンライン上で仕事をする『HP制作業』だった場合、どうでしょうか?
上記で挙げた飲食店の問題は、『HP制作業』だった場合、解消されるでしょうか?
結論、なにひとつされません。
リアルな場か、オンラインかが重要なのではない
問題が解消されないのはなぜか?
理由は、仕事をするフィールドがリアルな場からオンライン=ネット上に置き換わっただけで、【構造的問題】はなにひとつ変わっていない、解消されていないからです。
どういうことか見ていきます。
確かに、オンライン上で仕事を展開する業種の場合、テレワークは可能です。
別に、オフィスでも、家でも、カフェでも、HPのデザインを作ることは可能ですし、コーディングすることも可能です。
ですので、そういう意味では完璧なテレワークであり、リモートワークです。
でも、冒頭で述べたように、そんなことはどうだっていいんです。
本質的に大事なことはそれではありません。
テレ(リモート)ワークの本質的な意味とはなにか?
テレワーク、リモートワークというのは、『遠隔で働く』ことではなく、『オンライン上で生きる』ということです。
オンライン上で生きるためには、オンライン上に自分の生活空間、コミュニケーションが取れる環境を作らなければいけません。
そして、『オンライン上の生活空間、コミュニケーションの取れる環境』では、全てのアクションが以下2つを満たさないといけません。
それがこのブログの核心です。
②一度の取り組みに対して一度のリターンではなく、複数のリターン
テレ(リモート)ワークの本質は、常に1対nで仕事をすること
1対1ではなく1対n
1対nでなければ、テレ(リモート)ワークにしても意味がない
テレ(リモート)ワークの本質は、常に一度の取り組みに対して複数のリターン
現代は圧倒的な『売り手』多数、結果『売れない』が続出
一度の取り組みに対して一度のリターンで起業しているから失敗する
テレビ電話(会議)をすることが重要なのではない
リアルな場がWeb上に置き換わっただけでは意味がない
Web上の資産は無税
一度の取り組みに対し複数のリターンを生む重要性
顧客からの質問や問い合わせにどう対応するか?
既存顧客に新しい商品を提案したい場合、どうするか?
重要なことは契約が取れたことではなく複数のリターンを生めるかどうか
営業マンが資料を使う× 資料が営業マンを使う◯
働き方改革の真髄、本当の意味はなにか?
そもそも人、営業マンは24時間365日働けない
変数に制約の受けないものに営業マンをぶつける
今、改めて働き方を見つめ直す時がきた
家でZoomを使うことがテレワークではない
②一度の取り組みに対して一度のリターンではなく、複数のリターン
テレ(リモート)ワークの核心部分は2つ、これを必ず守ること
②一度の取り組みに対して一度のリターンではなく、複数のリターン
これは仕事における鉄の掟
コロナを機に、考え方を変えるべき
テレ(リモート)ワークの本質に迫るブログ、そろそろ終わりです
②一度の取り組みに対して一度のリターンではなく、複数のリターン