こんにちは、ケイです。
3匹のシベリアンハスキー+1匹のチワックス、合計4匹の犬を飼っています。
2歳♀のアンジーと、
1歳半♂のブラッド。
8歳のラヴです。
3匹目のハスキーは、実はまだ我が家に来ておらず、1ヶ月後にお迎え予定です。
可愛すぎてぴえん。
こんな感じで、犬との触れ合いもそこそこ多い日常です。
そんな僕が、本日は『シベリアンハスキーは1人暮らしでも飼えるのか?』というテーマについて書かせていただきます。
・1人暮らしだけどどうしてもシベリアンハスキーが飼いたい
・そもそも1人暮らしで飼えるのか?
こういった疑問に答えます。
結論:無理ではありません、ライフスタイル次第です
先に結論です。
あくまでも僕個人の意見としては、『無理ではない、ただしあなたのライフスタイルによる』になります。
詳しく見ていきたいと思います。
9時〜18時と外に出て働いている場合
もしあなたが、毎日9時〜18時と会社に出勤し、家を留守にしている場合、これはかなり厳しいと言わざるを得ません。
なぜ厳しいのか?という理由は後述しますが、平日は会社に出社し、土日はお休みというライフスタイルを送っている場合、シベリアンハスキーを飼うことは強く反対します。
もちろん、シベリアンハスキーだけに限らず、犬を飼うこと自体、おすすめできません。
完全リモートワークで自宅で働いている場合
1人暮らしと言っても、今は働き方も多様化してきていると思います。
数年前、『リモートワーク』と聞くと、『何それ?美味しいの?』という感じでしたが、今はもうリモートワークが当たり前です。
逆に、出社することに違和感を感じる時代です。
世の中は変わりました。
もしあなたが完全リモートワークで働いており、基本的に家にいる場合、1人暮らしであったとしてもシベリアンハスキーを飼うことは可能だと考えます。
次に、なぜ1人暮らしで家を留守にするライフスタイルだったら飼うのが難しいのか、その理由について説明します。
シベリアンハスキーを1人暮らしで飼うのが難しい理由
複数ありますので、順々にいきます。
まず、ひとつ目。
ハスキーは寂しがり屋だから
シベリアンハスキーは寂しがり屋です。
寂しがり屋と言いますか、そもそもの起源が、シベリア北東部のチェルスキー山脈一帯を原産とする犬種といわれており、そこに住んでいたチュクチ族という先住民によって長い間飼育され、一つの犬種として固定した犬であると考えられています。
つまり、『群れ』で生活することをベースとした犬であります。
『群れ』には必ず『リーダー』が存在します。
リーダー不在では不安になるのも仕方ありません。
シベリアンハスキーはリーダー不在の環境に慣れていません。
ですから、リーダーにならなければいけない飼い主がずっと留守では、ハスキーは何を頼って生きていけばいいかわからなくなります。
その環境は望ましくありません。
そもそもとして、『孤独に強い犬種』というものはないと僕は考えています。
寂しいとイタズラ行動に走ってしまうから
精神的に不安な状態は、我々人間にとって望ましくない行動をすることに繋がります。
望ましくない行動とは、例えばこういうものです。
破壊
脱走
>>ハスキー犬のいたずら、ヨギボーをやられました、運動不足になるとダメですね
散歩時間の確保が難しいから
仕事から帰ってきて、毎日ドッグランに行ったり、毎晩(毎朝)1時間〜2時間犬と一緒に走ったりするのもなかなか難しいと思います。
散歩時間を確保できないと、運動量豊富なハスキーは運動不足に陥りますから、それはそのまま問題行動に繋がります。
仮にあなたが毎晩ハスキーがへっとへとになるまで一緒に走ってあげられる場合、運動不足は解消できるかもしれませんが、現実的ではありません。
このような理由から、1人暮らしで家を留守にするライフスタイルの場合、飼うことはおすすめできません。
②寂しいとイタズラ行動に走ってしまうから
③散歩時間の確保が難しいから
1人暮らしで飼うなら押さえておきたいこと
何にせよ、飼うことは容易ではありません。
その上で、もし1人暮らしの方が飼うなら、以下は先に押さえておいた方がいいかなと思います。
頼れる人やペットホテルを事前に確保しておくこと
自分の親や、何かあった時に預けられるペットホテルを事前に確保しておきましょう。
突然家を数日空けないといけない時も出てくるかもしれません。
そんな時になって焦っても遅いです。
事前に自分の親や、ハスキーでも預けられるペットホテルを確保しておきましょう。
10年間は毎日1時間〜2時間の散歩時間を確保すること
全ての起点は運動からです。
良いしつけは十分な運動から。
運動不足に陥ると、何をやっても上手くいきません。
運動の強度にもよりますが、シベリアンハスキーの体力は凄いものがあります。
ですから、10年間は毎日1時間〜2時間の散歩を確保するつもりでいましょう。
▼参考記事
>>散歩で他の犬に吠えない対策とは?【結論:犬主導の散歩をやめるべき】
>>シベリアンハスキーを自転車で散歩することは可能か?2匹飼いの僕が喋る
誰よりも犬と自分について勉強すること
犬は言葉ではなく、非言語コミュニケーションを主とする生き物です。
人間とは違います。
ですから、『何を言うか?』ではなく、『どのような精神状態で言うか?』という、自分の姿勢がとても重要です。
犬にビビりながら『NO』と言っても無駄でしょうし、しつけもできません。
飼い主が、『あなたのリーダーは私だ』という毅然とした強い態度で犬と接しないと、犬は人間をなめてしまいます。
そういったことも含め、犬と人間は違うと理解し、犬について常に勉強熱心でいないといけません。
犬について知るには自分を知ること。
自分を知らず、犬への理解はあり得ません。
▼とても勉強になる参考書です。飼う前の必読書。
ザ・カリスマ ドッグトレーナー シーザー・ミランの 犬と幸せに暮らす方法55
以上、1人暮らしで飼うなら事前に押さえておきたいことです。
②10年間は毎日1時間〜2時間の散歩時間を確保すること
③誰よりも犬と自分について勉強すること
結局のところ、犬を飼うために何が最も必要か?
最後に『結局犬を飼うためには何が最も必要か?』について述べて終わろうと思います。
結論:飼い主のぶれない犬飼育論です
結論、自分自身のぶれない姿勢、犬飼育理論だと僕は思っています。
子育て同様、正解がありません。
もちろん、一般的にこうした方が良いという情報はありますが、最終的に何をどうするかは飼い主次第です。
例えば、ドッグフードひとつを取ってもそうです。
犬に何を食べさせるか?の方針は飼い主によってさまざまです。
最終的に決めるのは外部の情報ではありません。
自分次第です。
ですから、逆を言うと、自分の『私はこういうスタンスでいく』という強い気持ちがないと、ぶれぶれになってしまい、結果犬も自分も不幸になってしまうと思います。
情報に溢れている時代です。
情報は参考とし、自分なりの考えを強く持ちましょう。
そのためには勉強も必要だし、自分の精神力を高めることも大事だし、運動時間を確保することも大事です。
強く在りましょう。
▼参考記事
>>シベリアンハスキーのしつけは難しい?コツは?2匹飼いの僕が答える
>>シベリアンハスキーを飼うのは大変なのか?2匹飼いの僕が喋る
まとめ
本日は『シベリアンハスキーは1人暮らしでも飼えるのか?』というテーマについて書いてみました。
最も避けなくてはいけないことは、飼ってからの『こんなはずじゃなかった』だと思います。
この内容が、今後犬を飼う方、1人暮らしだけどハスキーを飼いたいと思っている方の参考になれば幸いです。
ではまた!
▼参考記事
>>【将来犬を飼う方へ】シベリアンハスキーを飼う理想と現実