こんにちは、シベリアンケイです。
我が家ではシベリアンハスキーを2匹飼っています。
現在1歳3ヶ月のハスキー♀、アンジーと、
11ヶ月のハスキー♂、ブラッドです。
あと、7歳のチワックス♀、ラヴも飼っています。
さて、早速ですが、タイトルの通り、我が家の愛犬たちが脱走しました。
脱走したのはハスキー2匹です。
先に結論を伝えておくと、ブラッド♂は僕がすぐに捕獲し、アンジー♀は脱走後、1時間後に保護(捕獲?)され、無事発見されました。
逆を言うと、アンジー♀は1時間ほど町中を放浪していたと思われます。
ぞっとしませんか?
1分でもぞっとすると思いますが、1時間です。
完全なる僕たち家族人間の不注意なのですが、本件から学ぶことが大いにありました。
そして、この学びは、絶対に、【脱走する前】に知っておいた方がいいと思いました。
僕は、【脱走後】色々とググりましたが、脱走するまで、「犬 脱走」と検索することなんて一度もありませんでした。
多分、皆さまもそうだと思います。
ですが、脱走後、ググって情報を見たところで、できることは限られています。
問題が起きてからできることは非常に少ないです。
本来は、愛犬が脱走していない平穏な時こそ、入れておかないといけない情報です。
ですので、本日は、実際に脱走を経験した僕が、脱走劇の一連の流れをブログに書いていきたいと思います。
このブログを見てくださっている方は、ハスキーオーナーさんが多いと思います。
同じ犬種であっても性格や行動パターンはさまざまかと思いますが、多分、僕が思うに、「ハスキーが脱走した時に取る行動パターン」は似通ってくると思います。
ですので、もし仮に、あなたの愛犬ハスキーが脱走した時、このブログの内容が参考になるかもしれません。
もちろん、「確実に脱走が起きないように」事前対処をするのは言うまでもありません。
その、事前対処法についても、僕なりのやり方を書いていきたいと思います。
それでは、レッツスタート。
【犬の脱走話】脱走したのは雨が降る日曜日
先日の日曜日、朝からポツポツと雨が降っていました。
前日の土曜日にドッグランに行っていたこともあり、その日は普通に散歩で済ませようと思い、いつも通りハスキー2匹を連れ、散歩に出かけました。
休日の散歩は僕が担当しています。
僕は傘をさし、ハスキー2匹のリードを持ち、無心でてくてく歩き続けました。
その日は1時間くらい散歩したでしょうか?
雨が降っていたこともあり、そこまで長く散歩をせず、家に帰りました。
家に帰り、雨で濡れたハスキーを1匹ずつ玄関前で洗い流し、そして玄関内に入り、まずアンジーからバスタオルで身体を拭きました。
この時、待っているブラッドは玄関扉の取っ手にリードを付け、待たせています。
アンジーの身体を拭き終えたので、階段を登らせ、2階のリビングに入れるため、僕は「アンジー上行ったー!」と2階にいる妻に呼びかけました。
そして次、ブラッドの身体を拭き、再度、「ブラッド上行ったー!」と呼びかけました。
1階から、階段とリビングを接続している扉が開き、ブラッドが入っていく姿が見えました。
僕が散歩に行って帰ってきた時の、いつも通りの光景です。
あとは、床が濡れてしまっているのでそれを拭き、玄関前のホースを片付け、首輪を所定の位置に直し、これで散歩の全ての工程が終了です。
なのですが、毎回・・・
今回は、僕が「玄関前のホースを片付けている時」に、僕の脇を2匹のハスキーが一瞬ですり抜けていきました。
僕の脇をすり抜け脱走するハスキーズ
リアル、「は?」でした。
「は?」なんですが、目の前にブラッドがかろうじていたので、完全に好奇心に満ちた状態のブラッドを取り押さえました。
アンジーはと言うと、ブラッドを取り押さえた時点で、もうほぼ背中も見えないくらい先の方に疾走し、見えない角を曲がっていきました。
あり得ないくらい速かったです。
このドッグランの時より確実に疾走速度速かったです。
以前、他の記事で、僕はこういったことを述べました。
「ハスキーは脱走癖がある」とよく聞きますが、僕はたしかに「ハスキーは脱走癖がある」と思います。
「脱走癖」と言うか、もう楽しいこと、新しい刺激、未知の世界が大好きなんですよね。
とにかく前だけを見ている犬って感じです。
後ろを見ることは人生においてない、前だけ、前前前。
ですから、個人的には「脱走癖」というか、「前進癖」という方が正しいですね。
「前進癖」、今僕が作った言葉です。
もうほんとこの言葉通りです。
1ミリも後ろを見ることなく、ただただ前だけを見て疾走していきました。
まず、ここまで起こったことを一旦整理します。
脱走の原因はリビングの扉と玄関両方が開いていたから
シンプルな話ですが、2階のリビングに上がったはずのハスキーズが脱走した原因は、リビングと玄関、両方の扉が空いていたからです。
ではなぜリビングが開いていたままになっていたのか?という理由は、「妻ではなく子供が扉を開けたから」です。
子供は僕の「上行ったー!」の呼び声に合わせて扉を開けてくれたんですが、肝心の閉めを忘れてしまった、ということです。
その時、妻は洗濯を回していたそうです。
そして、僕は僕で、玄関前のホースを片付ける際、少しの時間だからと玄関を閉めていませんでした。
この脱走するために必要な二重扉が開いた一瞬のスキを狙い、アンジーとブラッドは2階のリビングから階段を駆け下り、玄関に到達しても足を緩めることなく、玄関外にいるパパんぬ(僕)に捕まるもんかと更に気合を入れ、僕の脇をすり抜けていきました。
囚人の脱獄劇か。
でも、ブラッドは足が絡まったのか、最後の最後で脱走を思い留まったのか、疾走速度が一瞬落ち、僕に捕獲されました。
アンジーは、【猪突猛進(ちょとつもうしん)=目標物に対して猛烈な勢いで突き進むこと】でありました。
ここまでの学びをまとめます。
犬が脱走しないためにしておいた方がいいこと
●子供は扉を開けてくれても閉めるまでは無理(特に男児)
●そもそも散歩終了〜足拭き〜リビング(ゴール)到着まで人にバトンパスしない
●短時間でも扉は絶対に閉めること
●子供は扉を開けても閉められない

●途中で人にバトンパスしない
【犬の脱走話】一瞬で走り去るアンジー
【犬の脱走話】今から起こり得る可能性について
②事故る→事故が起きたと連絡が入る
③保護した人がそのまま飼う→音沙汰なし
④無事保護される→保護したと連絡が入る
①ずっと見つからない→音沙汰なし
②事故る→連絡が入る
③保護した人がそのまま飼う→音沙汰なし
④無事保護される→連絡が入る
こういう感じなのですが、なぜ②と④の場合、すぐに連絡が入ると思ったかと言うと、この首輪をしていたからです。
▼名前入り首輪
刺繍なので文字も消えない安心の迷子札、水濡れOK、レジャーや雨でも大活躍!名前入り首輪
そうです、首輪に電話番号が入っているからです。
この時程、この首輪をしていてよかったと思ったことはありません。
事故るにしても、誰かに保護されるにしても、警察に連絡が入るにしても、首輪に電話番号が載っているので、必ずすぐに電話が入るはずです。
ここまでが起こり得る可能性のある選択肢だと考えました。
次、これらを踏まえ、自分たちは何をするべきか考えました。
【犬の脱走話】今から自分たちがすべきことについて
この時、初めて、「犬 脱走」等とググりましたね。
ググると、
・保健所への連絡
・ポスターの作成と活用
・SNSでの呼びかけ活用
といった情報が出てきました。
ただ、我が家の場合、首輪に電話番号が載っているので、上記の場合、まずは僕たちに電話が入るだろうなと思いました。
上記はどれも「犬は見つかったものの、飼い主が誰かわからない」という問題に対処するものです。
例えば、犬が2日かけ100キロ移動し、別の地域で発見され、飼い主がわからない、といった状況とかです。
でも、発見者によっては、飼い主に直接電話するのは嫌だから、警察に連絡するといった方もいるかもしれません。
ですので、とりあえず警察に電話しました。
僕:「すみません、犬が脱走しまして、連絡しました」
警察:「電話では処理できないので、署に来ていただき、手続きしてください」
僕:「あ、そうなんですね、わかりました…」
警察:「犬はモノではないのですが、扱いはモノと同じになるため、電話では処理できないんです、すみません」
という感じでした。
ただ、今署に行っている時間はありません。
時間はないというか、首輪に電話番号が載っているので、署に行き手続きをするのは優先順位が低いと考えました。
これらを総合的に考え、結論、「探すしかない」という考えになりました。
結局、色々考えても、出る結論はこれだけなのですが、逆に言うと電話番号入り首輪のおかげで、この結論だけに絞られました。
皆さまも、是非電話番号入りの首輪にしていただいた方がいいと思います。
結局、発見されなければ何をしていてもダメなのですが、発見された場合、物事の進行が格段に早くなると思います。
「電話番号 首輪」とかで検索するとたくさん出てくるので、色々見てみてください。
話を戻し、ググって情報収集をした後、結局今すぐにできることは「探すしかない」となったので、再度僕と妻で探しに出ました。
【犬の脱走話】僕と妻で捜索
逃げたと思わる方向に、僕が左側、妻が右側という感じで捜索しました。
この時、アンジーがどのくらい遠くまで行っているのか全く検討がつきませんでした。
走ろうと思えばいくらでも走れるので、もうかなり遠くに行っているのか、それとも近場で休憩しているのか。
前者の場合、電話を待つしかないので、とりあえず後者にかけ、散歩コースや、公園の草っぱの上とかも結構見ました。
ただ、見つけたのはアンジーと同じ色の猫くらいです。
正直、この時、「事故ったら洒落にならないな…」ということと、「犬を3匹も飼う資格なかったのかな…」という気持ちがわいてきました。
そして30分くらい探したでしょうか。
ついに妻の携帯に電話がかかってきました。
福島さんという方が保護し、コンビニで待機しているとのこと。
僕と妻はすぐコンビニに向かいました。
【犬の脱走話】無事保護される
そこにいたのは福島さんというスーツ姿の女性とアンジーでした。
聞くところによると、マンションの下でアンジーがうろついており、保護したとのこと。
そのマンションは家から300メートルくらい離れたマンションで、全然遠くには行っていませんでした。
福島さんという女性は犬が好きなのか、飼っているのか、慣れた感じでアンジーと一緒にいてくれていました。
本当に、感謝、感謝です。
そして、完全に僕たちが間違えていたことが、ご近所さんが言ってくれた、「多分こっちの方に走っていった!」という方角です。
こればかりは僕が目で見たことではないのでわかりませんが、ご近所さんも目視で100%確認したわけではないと思います。
なので、逃げた方角を誤り、誤った場所を探してしまっていました。
ただ、結果として、脱走した場所から300メートルくらいの場所にいたということは、瞬間的には疾走したものの、すぐ足を緩めた可能性が高いです。
そして、その場でくるくる徘徊した感じでしょうか。
この辺りは犬種によるのかもしれませんが、この経験から、僕は、「ハスキーはそこまで遠くまで逃げない」と考えています。
瞬間的には疾走するものの、割とすぐ失速する、という感じです。
ですから、必ず逃げた方角や曲がった角を確認するようにしましょう、できる限り。
曲がった角がわかり、かつポケットにおやつ等が入っている場合、落ち着いて呼び寄せれば、おやつ欲しさに戻ってくると思います。
ここまでの学びをまとめます。
犬が脱走した時のことを事前に考えておくこと
●おやつをポケットに入れておくこと
●逃げた方向、曲がった角を確認すること
●ハスキーは瞬間的に疾走してもそこまで遠くまでは走り続けない
【犬の脱走話】無事我が家に戻ってきたアンジー


犬の脱走から学んだこと振り返り
●子供は扉を開けてくれても閉めるまでは無理(特に男児)
●そもそも散歩終了〜足拭き〜リビング(ゴール)到着まで人にバトンパスしない
●電話番号入り首輪をすること
●おやつをポケットに入れておくこと
●逃げた方角、曲がった角を確認すること
●ハスキーは瞬間的に疾走してもそこまで遠くまでは走り続けない
ハスキーについてのあれこれは下記にて回答しています。
よかったら参考にしてください!
Q2初期費用、飼育費用はいくら?
Q3老人と一緒にいても大丈夫?
Q4体力が無い人が成犬のシベリアンハスキーを散歩させるには?自転車とか?
Q5シベリアンハスキーって凶暴?
Q6散歩中に他の人に吠えない?これのしつけってどうすればいいの?
Q7室内で飼う、外で飼う?
Q8暑さにはどれぐらい耐えられる?
Q9しつけにくいらしいが実際どんなもん?
Q10夏の運動時間は?暑さ対策は?
Q11運動って散歩だとどのぐらい?走るとしたら?
Q12散歩中に他の人に噛み付こうとしたり、むかって行ったらどうすればいいの?しつけのやり方は?
Q13ペットショップで買った方がいいの、ブリーダーの方がいいの?
Q14しつけのやり方をもろもろ、無視がいいってほんと?